ラーメン富士丸 西早稲田店を確認しました。
暴力的な量が入ることで有名なので、今回私は控えめにラーメン少なめ(300g)とブタカスアブラを選択しました。
ここで驚いたのが麺の茹で時間です。二郎系ラーメンは太麺故に茹で時間が長い事がほとんどですが、ここはほんの2.3分のように感じました。え?もう終わり?な感じです。
その麺ですが、富士丸特有の加水率低めボソボソ麺で、歯触り舌触りが絶妙なものでした。ですがそこまで硬さを感じるものではありませんでした。しかし麺の風味がしっかりしており、富士丸に来たことを実感させてくれるものでした。
少々残念に感じたのがスープで、この存在感のある麺に対してスープがやや影が薄く感じました。スープの見た目はド乳化濃厚なように見えますが、あまり主張してこない感じでした。レンゲで飲んでるとやはり思ったほどのパンチはありませんでしたが、独特の甘みと豚出汁、醤油感に上品さを感じました。
ブタですが、見ての通りの超巨大ブタが1枚(個と数えるべきかもしれませんね。)ステーキでも乗っているのかと思いました。しかしジューシーで、程よい味染みで脂身もしっかりプリンプリンしていて美味しかったです。
そして何より驚いたのがニンニクでした。果たしてちゃんと刻んでいるのかと聴きたくなるような荒さ加減で、もはや潰れていないニンニクが数粒入っていました。この潰れてないニンニク(仮にニンニクAとします。)はさすがの辛さでしたが、刻まれたニンニク(これをニンニクBとします。)は意外とマイルドな感じでした。そのためスープに溶かしてもあまりニンニクの主張が激しくありませんでした。
やはり富士丸といえばヤサイでしょう。栄養分なんてものはとっくに抜けきったようなクタクタシナシナなヤサイは個人的に最高です。スープを吸ってなお美味しかったです。
ブタカスアブラを頼みましたが、最初からアブラがヤサイの上に結構載っているので、正直いりませんでした。(後半丼に投下しましたが、油分が強すぎてキツかったです。)
少なめにしましたがスープが控えめだったので余裕で食べられてしまいました。え?もう終わり?といった感じです。しかし400gは腹がおじいちゃんなので…